今さら?

 

 今さら?と言っていいのか悪いのか、ジム・オルークに突然興味が湧いて、バート・バカラックのカバーアルバムを聴く。

 

 考えてみれば、俺の趣味とはだいたいにおいて「今さら」という言葉を当てはめるとすっきりすることが多い。今さらではあるけれど。

 

 愛車は今さら240、今さらランドナー、(これは趣味というわけではないけれど)53歳にして今さら子ども、今さらネルシャツにスウェットシャツ、今さらGショック、今さらナイキ、今さら村上春樹、さらには今さらブラックバス、今さらトップウォーター、今さらメキシコ、今さらアマゾン・・・。

 

 

 そして今さらダーター、今さらワンペロ。

 

 

 そしてそして今さらカーボンロッド。

 

 ま、どれもこれも俺にとっては今が旬なので、「どうして?」とは聞かないで欲しいなあ。

 

 そうそう、今日はジョン・レノンの命日だ、今さらですが。そう思ってYoko Onoのfacebookを見てみたら、シェアせずにはいられない投稿を見つけたのである。

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Calavera

 

 Día de Muertos、英語でDay of the Dead、つまりは死者の日あるいは骸骨祭りと呼ばれる、日本で言うところのお盆のようなメキシコのお祭りには、街中がカラフルな骸骨だらけになる。この骸骨がなかなか素敵で、メキシコに行く度その辺のお土産物屋に気に入ったのがあれば、1個づつ買ってきては事務所に置いてある。

 

 それをアレンジして出来上がったCalavera(カラベラ。スペイン語でドクロのこと)と言うカラーパターンがうちにはあるのだけれど、今度リリースするワンペロはそのシェイプ自体がまるでドクロなので、こんな風なことになったと言うわけだ。そのまんまメキシコのお土産物のようでもある。4色もテンプレートを重ねるのははっきり言って面倒なのだけれど、ま、しょうがない。塗り手のジョニーももう諦めているようだ。

 

 さて、先日も書いたように、1/20にライブがあるので、そろそろ曲を決めてメンバーに知らせたり、音源を配ったり。今回初めて一緒にやるアコーディオン女史にコード譜が欲しいと言われて、ようやく重い腰を上げ曲のコードを書き取る。俺自身も久しぶりにやるから実を言うとコードをまるで覚えていないのだ。自分が作った曲なのにね。まあ、聴いていると思い出すものではあるけれど、それにしても困ったもんだ。

 

 自分が弾いたフレーズだって、これがおぼつかないこともないではない。前からちょっと苦手な指使いのフレーズならなおさらつんのめったり、ひっかかったり。これはもう何度も繰り返し弾いて練習するしかない。いわゆるリハビリである。それでも当日、指が回っていなかったらご愛嬌ということにしておいて下さい。

 

 

 こうして今日も少しリハビリをした後、耳直しに聴いているのはモンク。

 

 モンクがピアノを弾くタイミングって、ある種決して流暢というわけではなくて、時にはおっとっととつんのめって聞こえたりするのは俺だけではないはず。それが彼のユニークさでもあるのだけれど、果たして彼はそれを意識してやっているのか、それとも無意識にやっているのか。あるいはあれは実はジャストのタイミングで、ただ外れて聞こえるよう彼が仕向けたものなのか。

 

 らもさん(中島らも)や奥さんのみーさんやその友人のソウさんなんかが、昔ジャズ喫茶にたむろしていた頃、モンクは実は音痴ではないのかと言われていたのだそう。それはもちろんあのミストーンのようなコードワークがそうさせたのだとは思うけれど、モンクとは昔も今もなんてミステリアスなミュージシャンなのだろう。こうして我々は知らぬ間に孤高の修行僧にどんどん惹き込まれてしまうのだ。

 

 「私は常に鍵盤にない音を探している」とはモンクの名言。

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12月へ

 

 ザ・バンドキャレキシコを聴くうち、強風の海峡をまたぐ二つの巨大な橋を渡った。満載の荷物と今年一人増えた家族と愛犬と、これらの橋を行くと、まるでロードムービーの主人公になったような、そんな悪くない錯覚に陥る。お袋を施設に預けて帰阪する道程は、心に迫るものがないでもない。確かにいつもとは少し景色が違うよう。

 

 

 キャレキシコを知らないのならぜひ一度聴いてみて欲しい。出来れば運転しながら。誰でもとは言わないけれど、かなりの確率で同じような錯覚に陥りそうになるはずだ。

 

 

 実家の庭の小さな畑で大根と柚子を収穫した。帰阪の途中で神戸の妻の実家に寄ってこれらをお裾分け。義母が料理した大根の葉っぱは絶品だった。

 

 

 年末のリリースに向けて忙しい最中の帰省をこうしてやり過ごしたら、遂に12月に突入である。

 

 冒頭の画像は津波ルアーズ初のフルカーボンロッド「Moderno(モデルノ)」。チョコレート色の「Moderno 60」はパワーもあってしかも柔軟な、汎用性の高いファーストテーパーの6フィート。パワーとしてはSukiyaki 60Hや60HFに近いと思うけれど、バットが細めのせいか、感覚としてはそれよりも「曲がる」こともあってあえて「H」を付けていない。

 

 一方、ミントグリーンの「Moderno 53H」はアマゾン用にと思ってテストしていたのだけれど、思いの外使いやすいロッドで、そのままリリースすることにした。コンセプトは重いルアーを背負える短いロッド。というわけで、うちのロッドでは今のところもっとも短いレングスながら重いルアーも難なくキャスト出来る。アマゾン用のビッグスウィッシャーだって大丈夫。それなのに硬さを感じないし、しかも軽い。つまり「使える」ロッドなのだ。

 

 

 ルアーは既報の通りご覧のワンペロが製作も佳境に。バタバタではあったものの、今回も嬉々としつつ作ったカラーパターンはいつもと同じ6色。新色もお目見えです。

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Mexico Tour 2017

 

 先日来、2017メキシコ・ツアーについて、ポツポツと問い合わせあり。例年に比べるとどうも多いような気がする。というわけで、いつもより早めにツアーについてのページを作りました。

 

 行き先はレイク・エル・サルトだけのつもりだったのだけれど、つい先日メキシコに遠征していたテッケル前田氏よりレイク・ピカチョスが好釣との情報を得て、今年あるいは去年と同じくどっちのリザーバーにも行くという案も浮上しているところ。大まかな日取りは既に決まっているものの、詳細は変更になる可能性があります。

 

 とは言え、ページを見ていただくと概要はわかると思うので、興味のある方はこちらをご覧あれ。随時更新します。メールでの問い合わせも歓迎。

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Rain Dogs

 

 雨の日曜日に仕事を休んだ。リビングでRain Dogsを聴き始めたら、傍で7ヶ月の息子が愚図り始める。子どもの存在は人生を一変させた。お互い(俺と子どもということです)この先どうなるのか、大いに興味がある。

 

 

 Rain Dogsを聴いたのは、愛車の240がその前の日に修理から帰って来た時、カーステが歓待のBGMにチョイスしたのがそれで、久しぶりに聴いたら、やっぱりこれって出色であまりに印象的だったから。そんな大好きなトム・ウェイツを息子が気に入らないなんて大変困る。そう、非常に困る。

 

 ところで240の修理はここのところ立て続けで、ダッシュボードを二度ほど叩いて「おかえり」と言ったのはまるでデジャヴ。修理代が痛いには違いないが、それでも240に対する偏愛に変わりはない。乗り始めて早くも4年目になるけれど、愛車というにふさわしい車だと今も思っている。

 

 

 さて、リリースしたてのSonic Horn Mini Orch.の釣果が相次いで届いている。一番乗りはマニア谷口、二番乗りはシンタロウ、十数年前のワンツーコンビである。続いてデンさんも。この時期にしてこの釣果は上出来だ。

 

 

 中でも俺を驚かせたのは一番乗りの魚に次いで、間髪おかずに送られて来たマニア谷口の50up。2本目にいきなり50upとはお見事と言う他ない。これがマニア谷口のマニア谷口たる所以だ。ルアーはもちろんなのだけれど、マニア谷口こそは恐るべしと言っておこう。

 

 

 ジョイントである上に金属パーツがお尻に付くなんていうのは、少々くどいという向きもないことはないと思う。ただ、Sonic Horn Mini Orch.というプラグの場合は、それ自体がコンパクトだということと成り立ちの必然性のようなものが、どうもまとまりをよくさせていて、釣れる気にさせてくれる。まことに観念的ではあるけれど、そうは思いませんか?

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