Beat King J !!

 

 気がつけば10日もブログを更新していないなんてことは、ここ数年はなかったはず。何ものんびりしていたわけではなくて、結構汲々とした日々を過ごしている。もうちょっとゆっくりやらないと、と思うが故にブログが犠牲になってしまっていたということだろうか。日々を綴るちょっとした余裕くらいは持ちたいものだ。

 

 そんな折にここを更新するには理由がある。Beat King Jリリースのお知らせ。本日よりご予約を開始しまして29日には締め切り、1日には出荷の運びとなっております。

 

 

 十数年ぶりにリリースのこのルアーは、ネオ・ビーツ・シリーズ最大にしてオリジナルサイズのジョインテッド。リファインしたのは、木材をアユースにして多少の軽量化を図っていること、全体的およびジョイント部の形状を見直したこと、ジョイントのシステムを最近よく使うプレート式にしたこと、リアにピックフラップを装着したことetc.・・・。よくよく考えれば、当時とはリグも変わっているし、フックも変わった。十数年も経てばオリジナルパーツも増えるし、作り方も塗り方も見直す部分があって当然だから、リファインとはいうものの進化と言って差し支えないと思っている。

 

 それでもなおいろいろと難問があり、やりたいと思うこともあって、いつも言うけれど、完璧はなく終わりもない。それはある種の幸せかもしれないとも思う。それにしても慌てずゆっくりやりましょう。

 

 

 さて、リリースにあたってこれ以上ないナイスなタイミングで投稿あり。他ならぬ太田隊長である。やつが手にしているのは今年初めてのブラックバスと十数年前に手に入れたであろう古いBeat King J。このタイミングで一年ぶりの、しかも初バスを、このプラグで釣ってくる隊長の心がけが嬉しいね。

 

 ところでこのBeat King J、何のモデルかと思ったら、やつ曰く「旧吉の53 Pick Up」の時に作られたものだそう。そう言えばそんなこともあった。いやはや懐かしい。

 

 

Beat King J

ビート・キング・ジョインテッド

 

Size 100mm / 1.5 oz class

 

アユース製

ウレタン・フィニッシュ

 

Color

Swim Frog Ivory [SF-IV]

Crazy Fish Mint Green [CF-MG]

Uncle Border [UB]

Indigo [IDG]

Blue Gill [BG]

Skull [SKL] Glow

 

¥12,000 (+Tax)

 

 

 キング・オブ・ノイジーの復活!十数年の時を超え、リファインされたBeat King Jが蘇る。

 

 Beat King Jは、津波ルアーズがオリジネーターである、カップが可動してビートを刻むネオ・ビーツ・システムの最高峰に位置するプラグである。世界一を誇る衝撃的ノイズが艶かしいうごめきをともなって繰り出される、それがこのシリーズの真骨頂。

 

 リトリーブすることによって可動式カップが空気をはらむ音、そのカップがアルミリベットと当たる音、前後のボディ同士の干渉音、さらにはリアのフラップの干渉音、それら全体が水を掻く音が規則的に繰り返されることで刻まれる、ちょっと引きずるようで泥臭くぐねぐねとしたまさにファンクのような複合的なビート、また、同じく金属音と木の干渉音とそしてポップ音、さらにはスプラッシュをもともなった移動距離の少ないターン、それらのアクション&サウンドをシリーズ最大のこのプラグでぜひ体感していただきたい。それはアングラーのみならず、水中のブラックバスにさえきっとインパクトをもって伝搬するはず。

 

 

 ついでと言っては何だけれど、私アンツモトキが参加したコロナミュージックのライブアルバムもリリースになる。これは2年前の冬、コロナとアンツのフレッシュな邂逅をとらえたもの。今聴くと俺は少々弾き過ぎの感は否めないけれども、それもまたまさにライブ。コロナきっての名曲(だと俺は思う)「かへる総理」もあるし、俺が歌うオリジナル曲も収録されている。決して上手とは言えないが、独特のゆるさがコロナの持ち味なのである。ぜひ買って聴いてみていただきたい。

 

 「KORONA MUZIK WITH ANTS MOTOKI OUTING LIVE」は津波ルアーズ・ディーラー及び当オンラインストア(更新は明日以降)にて予約も購入も可能です。

 

 

 汲々としているとは言うものの、釣りには出かけています。一向に初バスは拝めないけれども。ちなみに先日のお相手はT字路sしのちゃん。今回はさすがの彼もご覧のようにうなだれる始末です。

 

 

 一つ忘れてた。「KORONA MUZIK WITH ANTS MOTOKI OUTING LIVE」のリリースに合わせ、大阪は西成の難波屋にて4/29(土)にライブがあります。ゴールデンウィークはもちろんフィールドにも繰り出すとは思うのだけれど、ライブもいかがでしょう。きっと素敵な夜になると思います。

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破顔一笑

 

 破顔一笑。昨日は朝一番から風雨にさらされ、花冷えに震えつつ辛抱の釣り。それは実に夕暮れ前にようやく訪れたこの一瞬のためにある。我々を駆り立てるのはこれなのだ。

 

 もちろん道具立にも凝る。この日、やつは手に入れたばかりのSonicmasterを下ろした。なんと言われようとこれで釣ることがやつにとっての粋である。チープシックももちろん悪くないが、どうしても譲れない部分には身の丈分の贅沢をする。たいして釣れないなんてこともなくはないこの釣りだけれど、それを楽しむすべを俺たちは知っているのだ。

 

 

 いやはや昨日はこの瞬間までもうダメかと思っていた。この瞬間を待っていたとはいうものの、それは本当に突然訪れたのだ。俺にとっては他人事と言えばそれはそうなんだけれど、ブリブリの48cmのなんと興奮したことか。これにはなんだかちょっと救われた気がしたのも事実。俺の初バスはまた先になったものの、そういうことは今年に始まったことではなし、ま、ゆっくりやればいい、そんな風に思えた、まずまず充実した1日だった。

 

 それにしても結局釣れたのはSlapphappy Beaverである。その前にカミオカが使っていたプラグの挙動が少しおかしくて、このプラグに変えた途端に事が起こった。俺の場合はプロトをテストするということもあったから、この日もいろいろなプラグを試していたのだけれど、その後、俺もこのプラグで2バイト、Vickitanで1バイトと短い時間に反応が集中する。時間帯もその一因であるとは言え、Slapphappy Beaverの威力をまたも実感することになった。1バイト目のは間違いなくデカかったね。残念。

 

 

 さて、先日も触れた次のルアーの作業は進行中。カラーリングもようよう決まった。もうお分かりかと思うけれど、次にリリースはリファインされたBeat King Jである。十数年ぶりということになるらしい。うるさいことにかけては天下一品のノイジー中のノイジー、文字通りキングであるから、覚悟してそのリリースを待て!

 

 

 

 ノイズといえば先日も少し触れたアート・リンゼイ。ノイズギターのセンスにかけてはこのひとの右に出る者はいないと思う。そのアートのキャリアの最初期に当たるDNAの音源を手に入れる。

 

 予想はしていたけれど、噂に違わず衝撃的。音楽ってなんだ?を目の前に突きつけるこれには、十分身構えていたつもりの俺もやすやすとノックアウトされてしまった。これに比べれば、その辺のパンクスなんてポップスだと思っていい。レヴューには痙攣ギターだとか脱臼するビート(?!)なんて好き勝手な言葉が踊っていたりするが、それもそのはずだと聴けば理解できるはず。これをしてその後の彼があるとはおそらく予期できる人はいなかったと思うのだけれど、今となってはこれがあるからこそ今の彼があると妙に納得するのである。

 

 俺だって30年前、いや20年前にこれを聴かされて「凄い!」と思えたかと言われるとほとんど自信はないから、物好きな人にだけお勧めする。そんな俺は6月には遂にそんなこの人を目撃することになる。

 

 

 おっと、ここにも小粋な人が。還暦+1の粋人のコメントはこちら

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トップウォーターミノーイング?

 

 先日、もうすぐ1歳になる(早いものですね)息子のオムツを替えていたら、ウンコの中にその一部とは到底思えない鮮やかな緑色の細長いものが見えた。嫁ハンと一体なんだろうかと考えた挙句、導き出した答えはマスキングテープ(カットしてルアーを塗装する際のマスキングに使う)である。その前の日、事務所に連れて行った際にいつのまにかこれを食っていたということ。そう言えば、デスクの端っこに貼っておいたやつが見当たらない。いやはや驚いた。この頃やつはなんでも口にするから困ったもの。そのまんま出てきてくれて幸いだった。

 

 それが確か火曜日のことで、木曜日は珍しく早朝から琵琶湖へ。お相手はT字路sしのちゃん。アルバムをリリースしたばかりで公私ともに乗りに乗っているこの男、開始早々あっさり初琵琶湖バスを釣ってしまう。今年はすでに50upを含め何本もの魚を手にしているそうだから恐れ入る。一体どこにそんな暇があるのか。この日も夜に東京に帰ったら次の日はラジオ出演で、その次の日は岡山(だったか?)へ移動とのこと。どうも自ら進んでスケジュールをハードにしているような嫌いがあるね、この男。

 

 ただし、そんなしのちゃんをもってしても、盛り上がりは残念ながら朝イチのこれだけ。あとはお互い魚種を特定できないバイトを一つづついただいた以外は、延々キャストしてはアクション、そしてピックアップを繰り返して日は暮れたのだった。

 

 ところでトップウォーターミノーイングなんていうメソッドがある(らしい)。その言葉を聞いたことはあっても具体的にどうすることがそれなのか、恥ずかしながら俺は知らないでいた。そんなわけで、それとなくいろいろと聞き込み調査をしたところ、どうやらダーターやライブリー、はたまたそのままミノーを、グリグリっと巻いては、あるいはジャークしては潜らせて浮かせる、というのがそれであると言う結論に達した。あまり自信はないけれど・・・。わかってみるとなんのことはない、俺もよくやる手である。

 

 特にトップに出切らないと言うシチュエーションではこれが劇的に効くことがある。たとえ10cm、いや5cmルアーを潜らせるだけでも魚は突然反応をし始めるのだ。潜らせるとは何事か?!とトップにこだわるあなたは言うかもしれない。でも、例えば立ち浮きのペンシルベイトならそのボディの七分目から九分目ほどは水中に没しているわけで、その辺り細かいことを言うときりがない。少々潜ったところで大まかに言ってサーフェイスであるから、構わないと言うのが津波ルアーズの見解ではある。

 

 この日のしのちゃんはこれを多用していた。ルアーはCosmo DPのプロップなしチューン。結果的に釣ったのはこのメソッドではなく、魚はこのプラグのチョンチョンアクションに反応したのだけれど、このルアーのトップウォーターミノーイングは効くのである。とにかく特にタフな状況下で威力を発揮するので是非試してみていただきたい。

 

 

 さて、今日はこのアルバムを紹介するつもりでいたけれど、話が長くなったからこの辺で切り上げることにする。DNAは例のアート・リンゼイの初期のキャリア。これにプレミアがついてしまっていて、ずっと買うのをためらっていたのだけれど、いつのまにか全音源をまとめたものがリリースされていて思わず手に入れる。予想していたとは言うものの、それにしてもなかなか衝撃的ではあった。次の機会にでも。

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Sold Out !

 

 Sonicmaster MM-4600SD 4thは本日出荷!一度に100台超ものSonicmasterを作るのは初めてで、もちろん在庫を覚悟していたし、どのくらい売れて行くのか少々の不安さえあったものの、なんとメーカー在庫は予約の時点で完売なのである。昨日まではブロンドが2台だけ残っていたのだけれど、これも昨夜のうちに行き先が決まってしまった。

 

 これまで手に入れたくても手に入れられなかったユーザーのことにも配慮してのこの台数だったというのに、完売どころか台数はかなりの不足で、お店によっては希望通りの納品できないという事態に。ご迷惑はおかけするのだけれど、これほどの反響は本当に想定外で、これにはうれしい悲鳴というところだ。たかが100台とは言え、小さなメーカーにとっては大きな100台なのです。今年は誕生日から縁起が良い。

 

 ご予約いただいた皆さんはどうかお楽しみに。万が一手に入れられなかった人にはお詫びの言葉もありません。そう多くはないのだけれど、在庫してくれるディーラーもあるのでお問い合わせいただきたい。HEADHUNTERSBass Pondルアーショップ SAWAOPA!ルアーショップ1BANRottonALL INY・STYLEpesca depotあたりが有力かと思います。

 

 

 特にここ何週間かはこれのおかげでてんてこ舞いで、本当にやれやれと胸を撫で下ろしている津波ルアーズではあるのだけれど、それもつかの間、手をつけることのできなかった仕事は山積みである。まずは急いで次のルアーのカラーサンプル作り。

 

 

 この画像でルアーが何かわかる人がいるのなら、そこそこの通ではないかと思う。このルアーは複数のファン曰くどうやら「十数年ぶり」ということになるらしい。これを待っていた人もいるとかいないとか。プロダクツページを見てみるとなるほどその通り。久しぶりだとは分かっていたけれど、それほどブランクがあるとは知らなかった。

 

 リファインしてのリリースは今月中の見込み。

 

 

 さて、ちょっと前にfacebookで見かけたのはアート・リンゼイ来日のニュース。このメガネの鬼才のライブが観れるとあっては、ワクワクせずにはおれない俺だ。何度か来日しているはずだけれど、これを観に行けるということになると、実は俺は初めて。

 

 おそらくは90年代だったから20年以上も前のこと、彼のユニット=アンビシャスラバーズが来日したことがあった。彼のことは知っていたし、その頃から意識もしていないではなかったが、その時俺は彼がいたクラブクアトロではなくて、レニー・クラビッツが公演するサンケイホールにいた。それはそれで納得のいくライブではあったのだけれど、今の俺なら何をおいてもクアトロに行ったはず。

 

 と言うわけで、今回は俺はついにアート・リンゼイを目撃することになる、と思う。

 

 画像はdomenico + 2というブラジルのユニットのアルバム。俺はこれが結構好きである。今日はこれを紹介しようとamazonのレヴューを見てみたら、アート・リンゼイも参加していると書いてあった。そう言えばそうだったかもしれないが、すっかり忘れていたのでこれは偶然の一致。

 

 ちなみに彼は幼少の頃ブラジルに暮らしたらしい。その後、ニューヨークへ。そのあたりが彼の音楽に大きく影響していることは明らかだ。俺もそんな具合に育っていたら、ブラジル音楽でノーチューニングの12弦ギターをかき鳴らしたり、あるいは譜面も読めなければコードもよく分からないのに世界的ミュージシャンをプロデュースしたりということができたろうか。

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Fanatico

 

 Fanatico=熱狂者とのタイトルが付いたDVDがもうじきリリースになるそう。フライヤーを見てもトレーラーを見ても、何かを伝えねばという、文字通り彼らの熱に火傷してしまいそうではある。一方でその熱にのぼせるあまり周りが見えないというところもなきにしもあらずだと俺には映るが、まあそれも逆に言うならばそれほどの熱量だったと言うことなのだろう。俺にだってそういう経験はないでもないから。

 

 そんなわけで、どう紹介したら良いのか、ひとしきり考えた挙句に書くことにする。よくよく考えれば、どうしてそんなことで俺が多少なりとも悩む必要があるのか、それはとても馬鹿馬鹿しくいかにもたいそうなことだと思われるかもしれないが、身近な彼らについては、そのくらい心の端のどこかで気がかりで、そして気を揉んでいることは事実。なんの因果か知れないけれど・・・。そんな俺にとっての問題作は、あなたにとっても問題作かもしれず、それだけに何かを投げかけるであろうことは容易に想像出来る。

 

 

 ともかく、Fanatico=熱狂者とは本当によく言ったもので、そんなこんなの熱量、あるいは熱病みたいなものこそが、この映像の全てだと思う。賞賛を浴びるかもしれないし、あるいは批判に晒されるかもしれないことは、さすがに彼らも承知しているはずで、その覚悟とその熱だけは評価されてしかるべきだ。

 

 実はかくいう俺もその全貌はまだ見せていただいてはいないのだけれど、フライヤーにはうちの名前も出てくるし、うちのプロトルアーもどうやら端役くらいでは登場させていただいているよう。くれぐれも火傷しないよう遠目で鑑賞していただきたい。

 

 

 ところで、昨日は先週に続いて早春の琵琶湖へ。水温の上昇は遅々としたもので、期待とは裏腹にXデーにはまだ早いと感じた。つまりはボウズ、その上、ノーバイト。先週と違うのはシャローに差したバスとモロコと思えるベイトを目撃したことか。春の訪れだけはどうやら確実だ。

 

 

 南九州にも春。彼の釣果投稿メールの末尾には「少し早いですが、お誕生日おめでとうございます」と。「早い」とは言うものの、公式には4/2となっている俺の誕生日は、お袋曰く本当は3/24らしい。そう、俺はこの時期にいつも曖昧に一つ歳を取る。マニア谷口くん、ありがとう。

 

 

 さて、ついにSonicmaster MM-4600SD 4thは最後の作業を終え、そして箱入れが完了して、あとは出荷を待つばかりという段階にまで来た。世にはびこるハイテクリールには、俺だってたまには恩恵を被らないではないけれど、だからこそそういう時代の選択肢としてのこうしたローテクリールをプレゼンするブランドの一つであることは、とても嬉しいことだと感じているところ。

 

 それにしても、遅れに遅れたのは困りものだったけれど、偶然、ほんとにたまたま、ベストシーズンを前にしたこの時期にリリース出来るのが救い、というよりはもっけの幸い。もう少々お待ちを。

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